バイク査定で事故歴や修復歴は大きな障害となるのか?

事故車のバイク長いバイク人生の中では大小あるかと思うが、一度や二度は事故やトラブルに巻き込まれる経験があるものだ。

ヒヤリとする程度で済めば良いが、接触や衝突、転倒といったケースも多いかと思う。

運良く自分の体は無事で済んだとしても、バイクには何らかのダメージが残る。

場合によっては走行不能だったり、最悪なケースでは修理不能や廃車という可能性もあるかもしれない。

もちろん修理不能や廃車になればどこかに処分する必要があるが、幸いにも修理可能であれば、事故で破損した部分を綺麗に修復し乗り続ける方が大半だろう。

そういった大事な愛車を修理してまで大切に乗る気持ちは、ひとりのバイク乗りとして管理人も応援したい。

当サイトで愛車売却のポイントをお伝えしているが、もっとも査定額を左右するのは査定を受ける売却先選び。

残念ながらマニュアルが厳しく査定額の上限が低い店舗もあれば、他社と比較して融通のきく店舗もある。

複数の店舗で査定を受けるのは今や鉄則だが、申し込みが終わった段階で、ある程度、結果は見えている。

以下のエントリーで売却先を厳しく評価している。よかったら参考にしてもらいたい。

管理人と仲間がリアルに選んだ申込むべき売却先!
査定すべき売却先を様々な角度から徹底的に斬る!
管理人と他の4人のメンバーが選び抜いた以下の売却先。

もちろんどこに申込んだとしても...

事故歴や修復歴のあるバイクこそ売却先の差が大きい

とはいえ、事故歴のあるバイクを売却する時は注意してもらいたい。

事故の度合いによってまったく査定に影響のでないケースもあるが、フレームをはじめ車体の重要な部分を修復した場合、基本的には事故歴・修復歴アリのバイクという扱いになってしまう。

そんな事故歴や修復歴のあるバイクはとなれば中古バイク市場でも販売価格がガクンと下がる・・・つまり買取査定額も比例して低くなるということでもある。

ただし、事故歴・修復歴の細かい基準や判断については各売却先によって微妙に違うケースもあるので注意してほしい。

例えば、店舗Aでは修復歴アリということで大きな減額になったが、店舗Bでは同じ修復歴だと判断しても多少の減額で済むケースもある・・・この辺りは査定スタッフの微妙なさじ加減で変わるものである。

結果からいってしまえば、事故歴のあるバイクや修復歴のあるバイクこそ、ひとつでも多くの売却先で査定を受けた方が良いのは間違いない。

もしかしたら事故歴のあるバイクは買取不可になるのでは・・・と不安なオーナーさんもいるかもしれないが、少なくとも管理人の普段からお世話になっている以下のバイク買取店では多少の減額はあるが喜んで買取してもらえる。

先ほどご紹介したエントリーにある各バイク買取専門店の公式サイトで確認してもらいたい。

事故歴や修復歴があっても、十分に高額な可能性も

事故歴や修復歴のあるバイクは、取引相場が下がるために査定相場も安くなることは上述したが、減額についてはケース・バイ・ケースなので、やはり現車を確認してもらう出張査定するまでは自分で勝手に判断しない方がよいだろう。

例えば人気車種や希少車種で、中古バイク市場で常にタマ数の不足している車両であれば、事故歴や修復歴があろうともそれなりの高額で取引されている。

オーナーさんにもいろいろなタイプがいるもので、外観にも走行にも支障が無いのであれば、事故歴や修復歴の有無よりも値段が安い方嬉しい・・・というオーナーさんも少なくない。

そもそも購入したバイクを乗り続けて、乗り潰す前提であれば、事故歴や修復歴のあるバイクを格安で購入した方が賢明とも考えられる。

つまり事故歴や修復歴のあるバイクでも十分に購入層はいるということだ。ソコソコの査定額になる可能性も十分にあるので安心してもらいたい。

もちろんこれは、前提条件として人気車種や希少車種の場合のことである。

逆に不人気車種や中古バイク市場で在庫のダブついている車種の場合、売却先にとっても事故歴や修復歴を分かった上で無理して買取る必要もないだろう、その場合は大きな減額だったり、中には買取不可の可能性も十分に考えられることも覚えておこう。

事故歴や修復歴を申告しないで売却すると・・・

こういった事故歴や修復歴による減額の話になると、中には事故歴や修復歴を申告せずバレずに売却できないものか・・・と考えるオーナーさんもいるかと思う。気持ち的には管理人もよく分かる。

しかし元バイク買取業界の人間として、それだけは絶対に止めておいた方がよいかと思う。

まずは、かなりの高確率で査定スタッフやメカニックにバレるということ。

相手は現役のバイク査定士である・・・街のバイク屋さんと違い、毎日何台ものバイクを査定している査定のプロである。

そのプロが査定でもっとも注意してチェックする項目のひとつが、事故歴や修復歴の有無ともいえる。

完璧に修復されているつもりでも、バイクの構造上、どこかに痕跡は残るもの。フレームの微妙な歪み、不審な塗装の剥がれ・・・事故や修復には必ずどこかにしわ寄せがくるものである。

そういった査定のチェックで事故歴や修復歴が発覚した場合、途端にオーナーさん側の立場が不利になるのは明白である。査定スタッフからすれば、事故歴や修復歴を隠して売却するつもりであったオーナーさんに見える。

それだけで十分に信用関係は崩れるだろうし、正直なところ、その手の売却オーナーさんには恐ろしくて最高額の査定はできないのも当然だろう。

最悪は返金や買取のキャンセルという可能性も

また、事故歴や修復歴を申告しないということは、売却側として「伝えるべきバイクの詳細」を自分の利益のために隠匿しているわけである。これはフェアではない。

もし企業が自社の商品の不具合を隠して販売した場合、購入したユーザー達はどう思うだろう。間違いなく返金や訴訟に発展するはずである。

事故歴や修復歴を隠して売却した場合も同じである。最悪は売却後に発覚したら売却先から何らかの請求や返金も十分に考えられるかと思う。

そうなれば愛車の売却どころではない、面倒な手続きややり取りで大変な思いをするのは間違いない。

上記の2点を考えただけでも、管理人としては事故歴や修復歴を隠して売却するリスクに見合うメリットは無いと考えている。