持ち込みのバイク査定の前に知っておくべきポイント

バイク持込査定愛車を売却するならば、まずはネット上で口コミや評判を調べて、スマホやパソコンから売却先に申込む。

今でこそ普通の光景だが、ひと昔前までのバイク売却の流れはまったく違ったものである。

まずはバイク雑誌(当時はネットで情報収集が不可能)や知人の経験談を元に、愛車を高額で査定してくれそうな売却先を絞る。

そしてアタリがついたら、査定を受ける愛車を売却先まで走らせて査定する。

今でこそ懐かしい感じがするが、正直なところ、これ以外の方法など無かったわけだ。今考えてみると非効率的な売却方法この上ない。

とはいえ、現在でもバイク売却先として中古バイク販売店に持込むのはひとつの選択肢でもあるし、多くのオーナーさんがバイク買取店に流れた今、敢えて中古バイク販売店に持込むことで高額になるケースもある。

もちろん管理人も車種や状態と相談し、まずは過去の売却データから高額査定の可能性の高い店舗で査定し、状況に応じて中古バイク販売店に持込むパターンもある。

さすがに20代近くのバイクを売却すれば、状況に応じてとっさに売却方法をかえるテクニックも身についている。これから売却予定のオーナーさんも、自分の先入観や凝り固まった考えを時には捨て去る勇気が必要かと思う。

まあどちらにせよ、中古バイク販売店にいきなり持込んで査定・・・というのはバイク売却方法としては無謀だしリスクが高すぎる。

もし持込査定を視野に入れるならば、管理人の過去の売却データから高額になりやすかった店舗で査定してから臨んだ方が、勝率は上がるのは間違いないだろう。

当サイトで愛車売却のポイントをお伝えしているが、もっとも査定額を左右するのは査定を受ける売却先選び。

残念ながらマニュアルが厳しく査定額の上限が低い店舗もあれば、他社と比較して融通のきく店舗もある。

複数の店舗で査定を受けるのは今や鉄則だが、申し込みが終わった段階で、ある程度、結果は見えている。

以下のエントリーで売却先を厳しく評価している。よかったら参考にしてもらいたい。

管理人と仲間がリアルに選んだ申込むべき売却先!
査定すべき売却先を様々な角度から徹底的に斬る!
管理人と他の4人のメンバーが選び抜いた以下の売却先。

もちろんどこに申込んだとしても...

持込査定と出張査定の1番の違いとは・・・

よくバイク売却における持込査定と出張査定の違いを、単純に「査定場所の違い」だと誤解している方も多いのでハッキリさせておきたい。

たしかに中古バイク販売店での持込査定は売却先の店舗、一方のバイク買取店での出張査定は自宅やガレージである。査定場所の違いという考えも間違ってはいない。

ネット上のバイク売却関連の情報サイトでも「持込査定と出張査定の違い」を単なる「場所の違い」で片付けている情報サイトも多いので一般のユーザーさんがそう思うのも仕方なのないことだ。

しかし管理人の考えでは、この「場所の違い」という部分は大した問題とは捉えていない。

それ以上に、「買取に対する本気度」が別物なのである。この違いは場所なんかより査定額に大きな影響を与えるものだ。

持込査定の仕組みを買取り側の視点で考える

理解しやすいように買取り側の立場になって考えてもらいたい。

もし中古バイク販売店の営業やメカニックという立場で、突然バイクを持ち込まれたとする。それもウチの店舗で購入したバイクでもなくどこかで購入したバイクである。

自分の店舗で販売したバイクならば履歴やバイクの癖、状態もなんとなく把握できるだろうが、突然持ち込まれたバイクともなれば素性も分からない。営業やメカニックも何か不具合でもあるのかと疑ってくるはずである。

そもそも買取したバイクを店頭で販売する中古バイク販売店としては、ずっと売れずに在庫することが1番のリスクである。店頭に並べたらすぐに買い手がみつかるような車種であれば積極的に査定するが、それ以外のバイクには消極的になる。

また持ち込まれたバイクの場合、買取できなくとも店舗としての大きなマイナスはない。査定にかかった時間や人件費はバイク買取店出張査定のそれに比べれば微々たるものだ。

上記のような諸条件によって、中古バイク販売店の持込査定は一部の人気車種を除いては高額査定になりにくい・・・というのが管理人の結論である。

出張査定の仕組みを買取り側の視点で考える

では一方のバイク買取店の出張査定の査定スタッフの立場になったらどうだろうか。

まず一切無料でオーナーさんの自宅やガレージまで足を運ぶ・・・この時点で大きく人件費や諸経費がかかるはずである。

数時間~半日をバイク査定のために査定スタッフやメカニックが時間を割かれる。おまけに引き下げる前提でトラックで乗りつけるわけだからトラックの経費も侮れない。

つまり出張査定は大きなマイナスからのスタートなのである。

その赤字部分を取り戻すには、交渉を成立させて買取る以外に方法は無い。つまり査定スタッフとしては背水の陣で査定に臨んでいるのだ。

この部分だけを考えても、中古バイク販売店の査定スタッフとは置かれた状況がまったく違う。つまり本気度が違うのである。

さらに複数店舗で査定し、比較するのがバイク売却の常識となった今、競合他社と比較されることも大前提。少しでも油断したら買取るべきバイクをライバルに持っていかれる。

とりあえず買取後に多少の利益が見込めるのならば、利益を削ってでも買取して持ち帰りたい・・・査定スタッフとしては当然の気持ちであるだろう。

このように、持込査定と出張査定とは査定場所の問題だけなく、それ以上に査定に臨む心構えがまったく別物ともいえる。やはり後悔しないように、持込査定だとしても事前に出張査定を受けておくのが賢い選択だと思える。